鮫島 彩
Aya Sameshima
元サッカー日本女子代表。2011年のW杯で日本初の優勝に貢献。高校卒業後、東京電力女子サッカー部マリーゼに加入。ボストン(米)、モンペリエ(仏)、INAC神戸等、ワールドワイドに活躍し、2024年に現役を引退。現在は女子サッカーの発展に尽力している。
愛用しているクラシエ商品は、「ナイーブ ボディソープ」と「旅の宿」。
愛用しているクラシエ商品は、「ナイーブ ボディソープ」と「旅の宿」。
黄 子綾
Shirin Ko
台湾生まれ日本育ち。漢方の専門知見を活かしクラシエ薬品の学術部門で活躍後、現在は挑戦する社内風土を目指すビジョン「CRAZY KRACIE(クレイジークラシエ)」の社内浸透とDE&Iの推進に向けて邁進中。趣味は、バックパックひとつで出かける海外旅行。
愛用しているクラシエ商品は「葛根湯」。
愛用しているクラシエ商品は「葛根湯」。
クラシエは、WEリーグの設立意義や理念にある「女性活躍」や「多様性」などに共感し、2023年よりWEリーグのパートナーとして協賛を行っています。国際女性デーにちなみ、
クラシエの中でダイバーシティの推進に取り組む社員(黄 子綾)が、元サッカー日本女子代表で国内外のチームで活躍された鮫島 彩さんをお迎えし、対談しました。
クラシエの中でダイバーシティの推進に取り組む社員(黄 子綾)が、元サッカー日本女子代表で国内外のチームで活躍された鮫島 彩さんをお迎えし、対談しました。
環境の変化で気付いた「考え方」の違い
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黄クラシエは、WEリーグの「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する。」という理念に共感・賛同し、2023年よりシルバーパートナー、2024年よりリーグカップ戦のタイトルパートナーとして協賛を行っています。
また、協賛だけでなくWEリーグと一緒にDE&I研修を行い、クラシエ内でも多様な価値観を互いに尊重し、公平に受け入れ、社員一人ひとりが自分の強みを生かせる環境づくりを目指しています。
鮫島さんは、サッカー日本女子代表での活躍やワールドカップ優勝など華々しい活躍をされていますが、まだ日本ではプロの女子サッカー選手がいない頃からサッカーの道を選び、海外リーグへの移籍など、キャリアとしてはとても挑戦的だと感じるとともにさまざまな環境の変化を経験していらっしゃいますね。 -
鮫島そうですね。キャリアの中で最初のターニングポイントは、所属チームが活動休止となったことでした。ワールドカップを3ヵ月後に控えたタイミングで急遽アメリカへ渡ることになりました。ワールドカップを控える中で、サッカーができなくなった状況に対して周囲の方々が、私がサッカーを続けるために、どうにかアメリカという選択肢を用意してくださって、その後押しが大きかったですね。英語も上手に話せないままのスタートでしたが、与えられた環境でベストを尽くす大切さを学んだ経験です。 -
黄その後、フランスでもプレーされましたが、日本との文化の違いで驚いたことはありましたか。 -
鮫島たくさんありますが、ひとつ挙げるとすると「自主練習」への考え方です。試合前日に自主練をしていたら、キャプテンに「なぜ休まないんだ」と激怒されたことがあります (笑)。 -
黄ええっ!? -
鮫島日本にいるときは、もちろん自分に必要だからやっていましたが、漠然と自主練は良いことだと思っていました。チームの全体練習後でも普段から行っていました。でも彼女たちは、結果を出すために、今、自分にとって何が最善かを「主体的」に選択していました。休養も含め、自ら考えて選択する重要性を学んだ機会になりました。
相互理解は、相手の考え方を知ることから
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黄環境が異なると考え方が変わるというのは、社内でも感じることがあります。ある部署では当たり前に行っていることを、他の部署の人は知らないという状況もあるんです。垣根を越えてもっと交流を進めたいと思っているのですが、コミュニケーションについて発見があったような体験はありますか? -
鮫島代表の約8年間は、宮間あや※1さんとサイドを組んでいました。当時私は、サイドバックにコンバートされたばかりでできないことも多く、あやさんもきっと思う所がたくさんあったと思うんです。でも、2人のプレーが上手く連携できなかった場面で、一方的に要求されたことは一度もなくて。「今のプレーはどうしたかった?」と、まず私の考えを聞いてくれました。その上で、あやさんの考えを伝えてくれたので、二人で話し合い、より良いパフォーマンスに繋げることができました。年齢や経験値などの立場が違う中でも、あやさんの接し方から、コミュニケーションや信頼関係の築き方を学び、傾聴の大切さを実感しましたし、こちらも明確に答えられるよう、より考えてプレーするようになりました。また、行動を言語化することで、自己理解を深める機会にもなりました。 -
黄傾聴力と、お互いを認め合うこと、自己理解が大事なんですね。
ところで大きな怪我も経験されていますが、どう乗り越えられたのですか。 -
鮫島膝のけがで無所属になり、リハビリもうまく進まず絶望していた時期がありました。半ば投げやりな気持ちで逃避行のように行ったニューヨークで、倉本美香※2さんという方に出会いました。重度の障がいがあるお子さんを育てながら、自分で事業を経営し、友人との時間も大切にしつつ、全てに全力で取り組んでいて、とても生き生きしていて。その姿を目の当たりにして「私もこう生きたい」って強く思ったんです。そうすると自分の現状を見て「今のままではいけない。まずは自分の仕事であるサッカーを取り戻そう」と心から思えてきました。帰国してリハビリを再開すると、それまでが嘘のように回復が進みました。自分の中でスイッチが切り替わったありがたい出会いでした。 -
黄多様な価値観や世界に触れることが、自分がどう生きたいか考えるきっかけにもなるんですね。
日本のサッカーリーグで感じた男女の違いと意識
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黄その後は、国内リーグに復帰され、ベガルタ仙台レディース(現:マイナビ仙台)」で、プロ契約もされました。 -
鮫島「ベガルタ仙台レディース」では、チームで唯一のプロ選手契約ということで責任は感じました。他のメンバーは外部で働きながらサッカーをしている中で、サッカーだけでお金をいただいていることへの重みは感じていました。 -
黄プロとして先駆者かと思いますが、その後プロ契約されている選手が増えたり、さらにはWEリーグができたりと、日本での女子サッカーの環境の変化をどのように感じてらっしゃいましたか? -
鮫島当時は、チームによって状況は異なっていて「INAC神戸」のようにプロ契約しているところもありました。WEリーグができる前からプロ契約という道はあったんですが、やはりプロサッカーリーグのWEリーグができて、職業としてサッカー選手が選択肢にあるというのは、今後の日本女子サッカー界にとってすごく大きいと思います。
ですが、いくつかチームを移籍する中で、十分な環境が揃っているということばかりではありませんでした。例えば、練習前後の着替えが自車内だったり、ウォーミングアップする場所もなかったり、野球のマウンドはあるのにサッカーゴールはないグラウンドでの練習だったり、トレーナーがいない期間もあったりなど色々ありました。 -
黄そんな環境もあったんですね。 -
鮫島チームメイト数人と一緒になんとかクラブにアプローチして、ひとつひとつ改善のために動いていました。最終的には要望書を作ったりしましたね。
選手としてピッチ上で結果を出すためということはもちろん、今後、サッカー選手を目指す女の子たちにより良い環境を残していくためにも、行動は起こしていこうという意識でした。
でも、WEリーグに携わっている企業さんやスタッフの皆さんは、少しずつでも女子サッカーの環境を良くしていこうという想いがある方たちなので、あのとき選手としての想いを伝えて、話し合いの結果、チームとして良い方向に向かえたことは良かったと思います。 -
黄そういった行動を起こす意識はどのようなものだったんでしょうか。 -
鮫島WEリーグ設立の意義の一つに女性活躍社会の牽引が含まれていることもあり、女性活躍についてインタビュー受けることがあったのですが、それまではあまり考えたことがなかったので、専門家の方にアポを取ってお話を聞きに行ったことがあります。サッカー界で男女の待遇などに差があることは当たり前すぎて何とも思っていなくて、例えば声をあげても「興行収入に差があるから女子に投資しないのは仕方ないでしょ」という声が多いと思いますという話をしたら、「それは違います」と言われました。そもそも女子に投資をしてくれましたか?投資をしてくれたら結果を出しますよっていう順番でいいんですと。目から鱗だったんですよね。これまでは男女格差があることを全く問題だと思っていないことが問題だったんだって。男性との比較で戦うわけではないんですが、自分たちで女子サッカーをより良くしていくために必要な意識を持てたことで行動にも移せたんだと思います。
みんなが主人公になる社会になるために
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黄私が所属する「D&C推進室」では、ダイバーシティ(多様性)とクレイジー(挑戦)を軸に、個々の強みを活かせる環境づくりを目指しています。
女子サッカーにおいて、みんなが主人公になるためにどのような雰囲気になってほしいですか? -
鮫島選手も使用できる託児所など環境面は整ってきていて、結婚・出産を経て復帰する方もいるので、さまざまな選択ができるようになってきたと感じています。
多様性という面で言うと、例えばアメリカリーグでは試合の日に選手が日本のようにチームジャージ等で会場入りするのではなく、自分の好きなスタイルで来てSNSにもアップされています。自分らしさや自分の個性を堂々と表現する姿に小さい子たちやファンの人たちが憧れを持っている印象です。日本でも、プロサッカー選手として「観られている意識」と「魅せる意識」を高めると同時に、オンザピッチでもオフザピッチでも、それぞれの強みや個性を認め合い、今以上に各選手が自らを表現できる場になったらいいなと思います。そして、それをきっかけに多様な方たちにWEリーグに興味をもってもらえたらいいなと思います。 -
黄好きな自分をアピールすることで表情も豊かになりますし、聞いているだけでわくわくしますね。私も一人ひとりの強みを活かしながらチャレンジできる環境ができるよう、頑張っていきたいと思います。鮫島さん、今回はありがとうございました。
※1元サッカー日本女子代表
※2元国際線客室乗務員で起業家。著書にベストセラー『未完の贈り物』など。
※2元国際線客室乗務員で起業家。著書にベストセラー『未完の贈り物』など。
インタビューを終えて
今後の女子サッカー界について、「一人ひとりの強みを生かし、好きな自分を表現できる環境であってほしい」という言葉が印象的でした。いろいろな経験を通じて自ら選択し、行動していくことで、その強みが“自分らしさ”へと変わっていくので、クラシエでも自分らしさや好きな自分を見つけられるような、経験や挑戦ができる環境と文化を作っていきたいと思います。
※本記事は、インタビューの内容を一部要約・編集したものです。
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