ニュースリリース

新コーポレートスローガン「夢中になれる明日 Kracie」

クラシエホールディングス株式会社
経営関連

謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、当社グループの日用品、薬品、食品の事業ごとに、それぞれのテーマや成すべき課題が顕在化した年となり、課題解決に向け「成長性」と「収益性」を念頭に取り組んでまいりました。業績は時々の経済環境により大きく左右されますが、その中で勝ち残るためには、いかに安定して利益を生み出す「仕組み」を回していくかです。その「仕組み」こそが、数年前から標榜している「KOS」(クラシエ オペレーション システム)です。

また昨年は、毎年のように全国各地を襲う自然災害の猛威に、改めて危機管理の必要性を痛感しました。


一方、5月の「令和」への改元や11月の即位パレードを見て、次の時代の到来を感じる年でもありました。スポーツ分野では、3月のイチロー選手引退、8月の渋野日向子選手による全英女子ゴルフ制覇、そして、何と言っても日本中を熱狂の渦に巻き込んだラグビーW杯での日本のベスト8入りが印象的でした。


いよいよ今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催。相当な盛り上がりが予想されます。市場環境が激変する中、社員1人ひとりが当事者意識をしっかり持ち、社会の変化に合わせ、いち早く行動に移すことで、クラシエがますます成長する1年にしたいと思います。



1.「即断即行」
2020年のクラシエグループ方針は「即断即行」としました。時間をかけて物事を考えることは、決して悪いことではありませんが、今の時代、考えている間にいろいろなことが変化してしまいます。ならば、「どんどん判断し、決めたことはすぐ行動に移そう」ということです。状況に応じて、自分で判断して行動すること、それをクラシエの社員に実行してほしいと考えています。


2.「高品質」、「低コスト」、「短時間」
クラシエ全社の共通目標として、「高い品質」、「低コスト」、「短い時間」の3つを挙げました。「品質」とは、商品のみならず、それぞれの仕事における質です。「コスト」も、単に商品原価を下げることではなく、仕事に関わる全ての無駄を無くすことです。そして「時間」。限られた時間を効率的に使うことに徹底的にこだわり、どれだけ結果が出せるかが重要です。


3.新コーポレートスローガン「夢中になれる明日 Kracie」
2020年、改めてお客様に対して何を伝え、何をするべきか、クラシエが社会とどのように共生していくのかについて、新しいメッセージを伝えるべきと考え、この1月からコーポレートスローガンを「夢中になれる明日 Kracie」に変更しました。 目の前にあるたくさんの人々の暮らしを見つめ、その声に耳を傾けながら、もっと目線を高くして、世界の暮らしや未来の暮らしまで徹底的に調べ、考え抜き、自分たちの知恵に変えていきます。そうなれば、私たちの作る商品や、その商品が生み出す価値はもっと社会に必要とされ、人々の夢中や笑顔をもっと増やせるはずです。暮らしの小さなことまでこだわり、暮らしについて誰よりも深く考える企業でありたいと考えています。