挑戦のStory

クラシエ製薬

漢方を世に広める伝道師だからこそ
日々の小さな気づきを大切にする。

首都圏ヘルスケア支店 一課一係
2017年入社 文化構想学部

HMR

PROFILE

東京都・神奈川県・千葉県にある中小規模のドラッグストア3社とその傘下約100店舗を対象に、漢方薬を中心とした自社商品の販売業務を担当。自身のスキルアップや先輩の異動などに応じて担当する企業や店舗は変わっているが、入社以来、同じ部署で活躍中。

Challenge Story #01

一般消費者と企業、クラシエを
Winで結ぶ取り組みが求められる

担当する企業やドラッグストアにクラシエの漢方薬を販売することが、私のミッションです。同業他社の多くは、卸企業に医薬品を販売しますが、クラシエの場合は直接、企業やドラッグストアに販売しています。また、ドラッグストアの薬剤師さんやスタッフさんでも「漢方薬はよく分からない」という方はいらっしゃいます。そこで、正しい知識や情報を身に付けていただくために勉強会を企画、開催しています。また、商品特徴が分かりやすい陳列方法を提案するなど、実務は多岐にわたります。この仕事の難しいところは、単に企業やドラッグストアに商品をアピールするだけでは、成果が上がらない点です。店頭で、症状や悩みに応じて的確な商品を勧めていただき、一般消費者の方に「具合がよくなった」「体質が改善した」と実感していただく――このサイクルを実現させて初めて、私たちの売上につながるのです。簡単なことではありませんが、漢方薬の認知度がまだ高くはないからこそ伸びしろが多いともいえるのが、漢方マーケットの醍醐味。企業の購買担当や店舗スタッフなど、さまざまな人と信頼関係を構築しながら共に成長を目指せる点が、やりがいです。

Challenge Story #02

知識・経験不足が挑戦に踏み出すきっかけ
既成概念の枠を超えることの意義を知る

新人のころ、ある企業に主力ブランドの、「漢方セラピー」をお勧めしたときのことが印象に残っています。その企業は店舗ごとに売り場面積が大きく異なることもあり、商品の陳列スペース不足が最大の障壁でした。商談中、取引先様がふと「棚に商品のカードを置いて、レジで実物と交換するスタイルにできるといいのに」とおっしゃいました。実は医薬品は、販売方法や表示方法が法令で細かに定められているなど、簡単にいかない課題が多いのです。しかし、新人だった私はすっかりその気になり、上司に相談してみると、社内でも先例がないとのことでした。それでも上司は「やってみよう!」と言ってくださったのです。実作業に移してみると、何もかもが手探りで、全店舗分の什器とカードを一から手作りするなど、さまざまな苦労がありました。それでもなんとか1つ1つの課題を解決し実現にこぎつけ、お取組みを継続した結果、取引先様の「漢方セラピー」販売金額はお取組み前より186.7%伸長と大幅に躍進。私自身の業績も大きく伸ばせました。 もし、当時の私に一定以上の経験・知見があったら、勝手に諦めていたかもしれません。既成概念にとらわれない挑戦の意味や意義を実感できた、貴重な経験になりました。

Challenge Story #03

斬新なアイデアの種を埋没させず
しっかり拾い上げる仕組みをつくりたい

上のエピソードを始め、入社当時から現在まで私は、意見を尊重しサポートしてくださる上司や先輩がいたからこそ挑戦することができました。ちょっとした気付きや、何げない思い付き、そして先例がなかったとしても、「まずはやってみよう」と後輩や部下に言って、一緒に考えられるHMRになりたいです。また、最近は斬新なアイデアの種をしっかり拾い上げる環境を作り、全社的に今以上に水平展開しやすい仕組みがあると良いのではないかと思っています。環境作りという意味では、世の中の変化に伴う働き方や価値観の多様化に応じた、社内制度の整備や改革に携わる仕事にも興味があります。誰もが物怖じせずに挑戦できる環境を実現できれば、グループ全体で標榜している「CRAZY KRACIE」を体現できるようになると思っています。

Prev
クラシエ製薬
MR
Next
クラシエ製薬
学術