認知機能低下における脂肪酸分画の検討
クラシエ製薬は、ポリエン・プロジェクト有限会社と共同研究を行い2014年3月27日に行われた日本薬学会第134年会にて、以下のとおり発表いたしました。
概要
演題名 |
認知機能低下における脂肪酸分画の検討 |
発表内容概要 |
55歳以上の46名について、血中ω3及びω6PUFA(多価不飽和脂肪酸)と、認知機能、前頭前野部位の血流、血中K+との関連について解析した。その結果、ω3PUFAが認知機能と関連し、血中DHAやEPAの濃度が高いほど認知機能が高く(80歳以上)、精神作業時の左脳の血流が高いことが分かった。また、血中カリウム濃度が高いほど左脳の血流が低く、DHAやEPAの濃度が低いと血中カリウムが高かった。 血中カリウム濃度が高い場合に認知機能の低下が確認されているが、ω3PUFAはカリウムのターンオーバーを円滑して認知機能の低下抑制に働いている可能性が示唆された。 |
発表日(掲載日) |
2014年3月27日 |
学会・雑誌・新聞名 |
日本薬学会第134年会 ポリエン・プロジェクト有限会社との共同研究 |
本リリースに関するお問い合わせ
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