抑肝散加陳皮半夏の認知機能改善作用と脳酸素動態及び細胞外K+に及ぼす影響
クラシエ製薬は、2013年11月8日に行われた第32回日本認知症学会学術大会にて、以下のとおり発表いたしました。
概要
演題名 |
抑肝散加陳皮半夏の認知機能改善作用と脳酸素動態及び細胞外K+ に及ぼす影響 |
発表内容概要 |
55~93歳の46名を対象にランダム化比較オープン試験を実施し、抑肝散加陳皮半夏投与による認知機能、前頭葉血流、心電計及びカリウム濃度への影響について検討した。 投与前試験において、認知機能低値で高カリウム血症様の心電図波形が認められ、血中カリウム高値で精神作業時の左脳の血流が低かった。また、薬剤投与群では非投与群と比較して認知機能が有意に改善され、精神作業のスコアが有意に高くなった。また、投与群ではカリウムのクリアランスが改善、左脳の血流が有意に増加し、これらが認知機能改善に関係する可能性があると示唆された。 |
発表日(掲載日) |
2013年11月8日 |
学会・雑誌・新聞名 |
第32回日本認知症学会学術大会 |
本リリースに関するお問い合わせ
-
<お問い合わせ先> クラシエ株式会社
コーポレートコミュニケーション部(広報/PR 代表)080-7642-9073月曜日~金曜日 10:00~17:00 (祝日・弊社休業日を除く)