2017.12.07 プラセンタの知識

プラセンタの成分とは?

アミノ酸、たんぱく質、ビタミン、さらに成長因子も。 豊富な栄養を含むプラセンタの成分を詳しくみていきます。

エイジングケアの素材として注目されているプラセンタには、様々な栄養成分が含まれています。ヒトの場合、胎児を280日足らずの間に成長させる、重要な役割を担っている臓器なので、成長のパワーが秘められていることが期待できます。現在市販されているプラセンタは、主に豚、馬、羊など哺乳類の胎盤から抽出されたものです。

プラセンタの栄養成分

アミノ酸

プラセンタの主要な成分としてまず挙げられるのがアミノ酸です。アミノ酸は、生物の基となる成分です。プラセンタには、10種類以上のアミノ酸が含まれています。私たちは通常アミノ酸を食品から摂取します。アミノ酸は、肉・魚・卵などに多く含まれますが、効率的に摂ろうとした場合工夫が必要です。一方、プラセンタには、バリン、ロイシン、リジン、スレオニンなど必須アミノ酸と呼ばれる、食品でしか摂取できないアミノ酸が多く含まれており、効率的に摂取することができます。

タンパク質

プラセンタには、タンパク質が豊富に含まれています。タンパク質は、人間の体内で6割を占めると言われている水分の次に多い構成成分です。

糖質

グルコース、ガラクトース、ショ糖などの糖質が含まれています。糖質は人間のエネルギー源であり、欠かせない成分です。

核酸

核酸は、新陳代謝を調整してくれる大切な栄養素です。日々、ヒトの細胞は分裂していますが、正しく分裂をするために大切なものです。人間の体内で作られる成分ですが、加齢とともに減少するので、外部から栄養成分として摂取することが必要です。

ビタミン類

プラセンタには、ビタミンB1, B2, B6, B12, C,D,E, ナイアシンなどのビタミン類が豊富に含まれています。ビタミン類は、美容にも健康にも欠かせない成分ですが、人間は体内で生成ができないので、食品などで摂取することが必要です。

プラセンタの成長成分 =成長因子???

プラセンタに含まれるタンパク質には、「成長因子」( =グロスファクター)と呼ばれる成分が含まれます。胎児が驚異的なスピードで細胞分裂を繰り返し、カラダを作り上げていくことができるのは、胎盤に含まれるこの「成長因子」のおかげなのです。グロスファクターは、細胞分裂を活発にし、細胞を臓器へと作り変えてくれます。このグロスファクターは、プラセンタがエイジングケアに適した成分と呼ばれる由来となっています。細胞を赤ちゃんの臓器へ成長させる働きのあるグロスファクター成分は、新陳代謝促進、ホルモン調節、エイジングケアといった働きに期待されます。

プラセンタの原料

プラセンタの原料は、主に、豚、馬、羊、ヒトの胎盤です。一番ポピュラーなのは、豚由来の豚プラセンタです。豚は、一年に2度の出産をし、一度の出産で10頭前後の子供を産みます。そのため、他の動物に比べて安定して採取することが可能です。 美容業界で人気があるのが馬由来の馬プラセンタです。馬プラセンタはその殆どが、厳格に飼育を管理されているサラブレッドから採取されるので、品質への信頼感があるのが特徴です。 北アメリカ、ヨーロッパでは羊由来の羊プラセンタも人気です。日本では、狂牛病(BSE)発生以降、厚生労働省の通達により、流通しづらい成分となっています。 医療機関で治療目的で用いられるのは、ヒト由来のプラセンタです。婦人科系疾患や慢性肝炎などに使用され、美容目的では、保険適用外となっています。