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肩こり

目次

あなたの肩こりのタイプをチェック!

今や国民病ともいわれる肩こり。肩こりは、長時間同じ姿勢でいたり、ストレスを感じたりすることで、肩の血のめぐりが悪くなるために起こる症状です。また、梅雨の湿気や底冷えする冬の寒さなど、日本ならではの気候風土も肩こりに大きく影響しています。

肩こりの症状は人それぞれですが、「漢方セラピー」では一般的に多いタイプにおすすめの処方を用意しています。まずはあなたの肩こりの状態をチェックしてみましょう。チェックが多いようなら、漢方薬でのケアがおすすめです。


慢性的な肩こりタイプ

  • 独活葛根湯のイメージ
  • こんな症状に心当たりはありませんか?

肩こり、五十肩でお悩みの方におすすめする漢方処方

独活葛根湯 第2類医薬品

独活葛根湯(どっかつかっこんとう)


体力中等度又はやや虚弱なものの次の諸症:四十肩、五十肩、寝ちがえ、肩こり



一般的に「肩こり」に使われる漢方薬
「独活葛根湯」の解説を見る

肩こりの原因は?

肩ってどんなところ?

頭の重さは体重の10%といわれています。つまり、体重50kgの人であれば約5kg。1.5リットルのペットボトル3本分にもなります。そんな重い頭を支えているのが首と肩です。ペットボトル3本分をつねに持ち上げているわけですから、実際肩にはかなりの負担がかかっているのです。
また、首から肩にかけては脳に血液をたくさん運べるよう、太い血管が通っています。このため、同じ姿勢、目の疲れ、ストレス、運動不足などにより、筋肉が緊張・疲労すると、血管が圧迫され、血流が悪化しやすい場所でもあります。


肩こりってどういう状態?

現代では、パソコンや携帯電話の普及により、姿勢が悪くなり肩こりに悩む人が増えているといわれています。また、夏場に冷房の効きすぎた部屋に長時間いることや、コンタクトやメガネが合っていないことで起こる眼精疲労も肩こりをまねく要因です。
肩こりの原因のひとつに、肩の筋肉が緊張して血液の流れが悪くなっている、いわゆる「血行不良」が挙げられます。血行不良の状態になると、肩の筋肉に十分な酸素や栄養が運ばれなくなります。すると、筋肉には疲労物質がたまり、これが「肩こり」となって現れます。また、痛みを感じると筋肉が緊張して血管を圧迫するため、さらに血液の流れが悪くなり、疲労物質をとり除くのが難しくなります。こうなると、「肩がこる→筋肉が緊張する→さらに肩がこる」という悪循環に陥り、慢性化しやすくなります。そのため、肩こりを治すためには、筋肉の緊張をやわらげ、血行を良くすることが大切です。
悪化すると、頭痛や嘔吐、めまいなどの体の不調にもつながってしまいます。


肩こりQ&A 漢方のギモンを解決!

Q 最近になって肩こりに悩まされるようになりました。肩こりをちょっとでも楽にできる方法を教えてください。
A 肩こりを楽にするには、お風呂でお湯につかって肩を温めるのが一番です。ただし、熱いお湯は体力を消耗しやすいので、ぬるめのお湯にしましょう。ぬるめのお湯はリラックス効果も期待できます。
Q 肩こりで悩んでいて、「独活葛根湯」をのんでみようと思うのですが、どのくらいの期間のめば効果が現れてきますか?
A 効果が出てくる期間には個人差があります。また、漢方薬は、体に合う合わないがありますので、服用して必ず効果があるとは限りません。まずは1カ月間服用していただいて、体に合っているかどうか、また効果があるかどうかを確かめてみてください。
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