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物忘れ

目次

あなたの物忘れのタイプをチェック!

一般的に、年を重ねると記憶力が落ちてくるといわれています。「久しぶりに会った人の顔はわかるのに、名前が思い出せない」「買い物に出かけたのに、買うものを忘れてしまった」「よく使う駅なのに、すぐに駅の名前が出てこない」・・・など。程度の差はあれ、日常生活でのちょっとした物忘れに、漢方を試してみてはいかがでしょうか。

漢方では、さまざまな側面から症状のタイプを判断します。まずはあなたの状態をチェックしてみましょう。チェックが多いようなら、生薬製剤でのケアがおすすめです。


年齢とともになかなか思い出せないタイプ

  • オンジのイメージ
  • こんな症状に心当たりはありませんか?

年齢とともに、なかなか思い出せなくなった方におすすめする生薬製剤

オンジ 第3類医薬品

オンジ(遠志)


中年期以降の物忘れの改善



一般的に「物忘れ」に使われる生薬製剤
「オンジ」の解説を見る

※この医薬品は、認知症の治療または予防に効果のあるものではありません。

物忘れのタイプ

物忘れとは

物忘れとは、忘れたことの自覚があり、部分的な記憶の低下がある状態のことを指します。一方、認知症とは、自覚がなく、体験全体を忘れて、生活に支障をきたす状態を指します。物忘れの原因としては、加齢により、脳の神経細胞の機能が低下することと考えられています。物忘れする状態が進行することで、認知症になるとは限りませんが、加齢による物忘れか、認知症など病気による物忘れか見極めることが必要です。


記憶とは

記憶には、3段階の精神活動が含まれています。
まず、「ものを覚える過程」=記銘(符号化、コード化とも呼ばれる)、次に、「覚えていること」=保持(貯蔵とも呼ばれる)、最後に、「覚えていることを思い出す」=想起(検索とも呼ばれる)です。

また、記憶には、以下の記憶内容による分類があります。


陳述記憶

経験や学習によって獲得された事実や知識に関する記憶。記憶した内容を言葉で説明できるものを、陳述記憶と呼びます。さらに、そのなかでも、個人が経験した出来事に関する記憶をエピソード記憶日常生活に必要な世間一般の知識の記憶を意味記憶と分類します。子どもの頃の記憶など、覚えようとしなくても思い出せるものがエピソード記憶で、受験勉強や試験などで必死に覚えようとしていたものが意味記憶ともいえます。


手続き記憶

技能のような操作に関する記憶で、無意識のうちに獲得されます。車の運転やスポーツなどが該当します。

なお、人間の記憶能力は、40代をピークに下がっていくといわれています。

記憶内容による分類 イメージ

記憶のしくみ

脳の表面には大脳皮質という部分があり、ここに神経細胞(ニューロン)が張りめぐらされており、ネットワークを築いています。人が思考したり記憶しようとすると、情報は電気信号としてこのネットワークに流れます。記憶は、いったん「海馬」という場所に一時的に保存されます。

その後、大脳新皮質(側頭葉など)へ情報が送られて、長期的に保存されると言われています。記憶力を高め維持するためには、神経細胞(ニューロン)への刺激や、反復して記憶することを意識することなどが挙げられます。


物忘れQ&A 漢方のギモンを解決!

Q 糖尿病の検査値に影響を及ぼすとありますが、糖尿病だとのんではいけませんか?
A 主治医にご相談ください。オンジの成分には1,5-アンヒドログルシトール(1,5-AG)が含まれているため、糖尿病検査において血中1,5-AG値が見かけ上、上昇することが指摘されています。
Q 中年期以降とは、何歳ぐらいを指すのですか?
A 厚生労働省では、45歳以降のことを指しています。
Q ほかに物忘れに良い(漢方)薬はありますか?
A 物忘れ改善の効能をもったものは、オンジエキスを有効成分とする医薬品だけです。
Q 「オンジ」が含まれる漢方薬はありますか?
A 不眠に用いられる「加味帰脾湯(かみきひとう)」や体力低下や身体虚弱などに用いられる「人参養栄湯(にんじんようえいとう)」に配合されています。
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