漢方薬名解説

一般的に「肌トラブル」に使われる生薬製剤

コイクラセリド(こいくらせりど)

目次

さめ肌、二の腕・太もも等のざらつきに悩む方向けの生薬製剤

“さめ肌”とは、さめの皮のように乾いてざらざらした皮膚症状のことを指す一般的な呼び方です。
「コイクラセリド」は、ヨクイニン、カンゾウ、カゴソウを配合し、余分な熱を取って肌の炎症を抑え、肌をなめらかにします。

効能・効果

いぼ、さめ肌、ソバカス、肌あれ

配合生薬(成分・分量)

成人1日の服用量3包(1包1.5g)中
下記生薬より抽出したエキス…0.90g
〔カゴソウ2.4g、ヨクイニン12.0g〕
カンゾウ末…3.6g


生薬ファイル

成分に関連する注意

本剤は天然物(生薬)を用いていますので、製品により色が多少異なることがあります。

用法・用量

次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。

年齢1回量1日服用回数
成人(15才以上)1包3回
15才未満12才以上2/3包
12才未満7才以上1/2包
7才未満4才以上1/3包
4才未満服用しないこと

用法・用量に関連する注意

小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。

注意点・副作用

使用上の注意
  • 相談すること
    1. 次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
      (1)医師の治療を受けている人
      (2)妊婦又は妊娠していると思われる人
      (3)高齢者
      (4)次の症状のある人
        むくみ
      (5)次の診断を受けた人
        高血圧、心臓病、腎臓病
    2. 服用後、まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師の診療を受けてください。
      偽アルドステロン症、ミオパチー手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
    3. 1カ月位服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    4. 長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
    5. 他の医薬品等を併用する場合には、含有成分の重複に注意する必要があるので、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

保管方法

(1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
(2)小児の手の届かない所に保管してください。
(3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
(4)使用期限のすぎた商品は、服用しないでください。
(5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を折り返して保管し、2日をすぎた場合には服用しないでください。

製品情報

【コイクラセリド】

コイクラセリド 第2類医薬品

「コイクラセリド」の詳細を見る
二の腕や太ももなどのさめ肌、肌のざらつきにおすすめの生薬製剤です。