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八味地黄丸A

老眼・目のかすみ

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西洋医学から考える
老眼・目のかすみ

西洋医学では、老眼や目のかすみは、眼球そのものや眼球の周りの筋肉が老化することで起こると考えられています。
<老眼>
眼球の前面には、レンズの役割をする水晶体があり、その周りにある筋肉、毛様体筋(もうようたいきん)が伸び縮みすることで水晶体の厚みを変え、ピントを合わせています。加齢によって、水晶体が柔軟性を失ってしまったり、毛様体筋などがおとろえてしまったりすることが、老眼の主な原因といわれています。

ピントを合わせる筋肉のおとろえや、水晶体のにごりが原因の一つ

<目のかすみ>

一時的な目のかすみは、毛様体筋が疲れてピントが合わないことが主な原因とされます。 慢性的な目のかすみは、レンズの役割をする水晶体が、加齢とともに変性し、白く濁ってしまう白内障が原因の一つとなっています。白内障が進行すると、手術で治療する必要があるため、気になる方は眼科医を受診しましょう。
ほかに目のかすみを起こす疾患には、加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)があります。眼球には、フィルムの役割をする網膜という部分がありますが、加齢とともに網膜の周辺には老廃物が蓄積してしまいます。これによって網膜の一部である黄斑という部分に障害が起こり、見えづらい部分ができてしまいます。

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中医学から考える
老眼・目のかすみ

視覚系の機能をつかさどる

中医学では、老眼や目のかすみの原因を、目の機能そのものではなく、目の機能をつかさどる「五行」の関係にあるとしています。

視覚系の機能は「肝」がつかさどっています。そして、「肝」を助けるのが「腎」、「肝」を打ち消すのが「肺」なのです。すなわち、「肝」そのもののはたらきが弱ることはもちろん、「腎」が弱ったり、「肺」が強すぎたりすると、目の症状として現れるといわれています。

薬局・薬店で買える漢方処方で、目の症状を改善するものには以下のようなものがあります。

八味地黄丸、牛車腎気丸…老人のかすみ目など
杞菊地黄丸…疲れ目、かすみ目など

杞菊地黄丸に使われている菊花は、「肝」をスムーズにして気をめぐらせ、見る力(機能)を高める生薬。
古代中国では、旧暦の9月9日を「重陽」として、菊花を浮かべた酒を飲み、長寿を祈る行事が催されていたと伝えられており、有名な詩人・李白の詩にもその様子がうかがえます。 また、この習慣は日本にも伝わり、平安貴族は重陽の節句として、菊花の宴を楽しんでいたようです。

「八味地黄丸A」について

「クラシエ八味地黄丸A」は頻尿はもちろん、夜間尿、残尿感、軽い尿漏れなど尿トラブルに効果的です。また、尿トラブルだけではなく、8つの生薬で加齢に伴う症状を改善できる漢方薬です。