●生活リズムとエネルギー代謝は密接した関係があると言われています。●イライラするほどのストレスを感じていなくても、生活リズムの乱れは自律神経の乱れを引き起こします。●食事の時間帯が遅くなることが多いと、「レプチン（食欲を抑制する働き）」の作用を低下させてしまうため、食べ過ぎが生じやすくなります。●寝る前に食べることも太りやすい原因に。睡眠中は交感神経の活動が低下し、また筋肉での糖分の利用が行われにくくなるので、脂肪細胞に取り込まれやすくなります。

●ストレスを感じると、「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。●「コルチゾール」は、食欲抑制ホルモンである「レプチン」を減少させるため、結果として過食ぎみになることがあります。

ストレスがホルモン分泌や自律神経などに影響をあたえ、過食など食欲のムラによって、代謝バランスが崩れた状態。生活が不規則な人も同様で、代謝バランスを整え、代謝を上げていくことが大切です。

●生活習慣の見直しが大切です。●忙しくて一日２回で食事していた分量を、しっかり３回に振り分けて食べること。●寝る前には食べない。睡眠時間も重要です。

●ストレス解消の手法として食事に頼っている限りは、太りやすい体質の根本的な改善になりません。●ストレスを軽減したり、ストレス解消法を、食事以外のものに置き換えることが重要です。●ミントなど清熱系の食べ物、飲み物を摂取することや、リラックスする時間を持つことも大切です。

●漢方的には、気が巡らず、カラダの部分的に気が溜まる傾向があり、それが気分のムラにつながっています。そのため、ストレスを抱えやすくなります。イライラしたり、まわりに八つ当たりすることはないですか？●計画をしっかり練って実行する神経質な一面があるので、行動するまでに時間がかかるタイプでもあります。●肥満対策でも、気分のムラで終わらないよう、継続することを念頭に取り組みましょう。