Feel the    .

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about

技術が進歩し、便利に、
そして、豊かになった現代社会。
しかし、その中で「ていねいに暮らすことの大切さ」を
どこかに置いてきてしまっていませんか?
Feel the dotは、暮らしの中にある大切なことを
発見するプロジェクトです。

「ぬくもり」を感じることで、人のコミュニケーションの在り方はどう変化するのか。
実際に関係性の異なる4組が、「お互いの手に触れ合う」というシンプルなルールのもと、
「ぬくもり」の可能性を引き出した、暮らしの実験動画です。

cast

世界に挑戦し続け、様々な困難に
共に向き合ってきた選手とコーチ

3年前に親子になってから
手を握り合ったことがない娘と義母

結婚から45年、プライベートも仕事も
二人三脚で歩んできた夫婦

スキンシップで気持ちを伝えることができると
考えているカップル

Interview

「もし、出会わなければ、今の自分はなかった。」と断言する福原愛さん(左)は、幼い頃から、張莉梓さん(チャンリサ・右)を実の姉のように慕っていました。福原愛さんと張莉梓さんは、選手とコーチという関係の中で、世界一の卓球選手という夢に挑戦し、様々な困難に共に向き合ってきました。

選手・福原愛さん

選手・福原愛さん

大舞台で緊張している時に、張さんに支えられながら、試合に臨んでいること、その時の感情などを思い出しました。

コーチ・張莉梓さん

コーチ・張莉梓さん

一緒に困難を乗り越えていく中で、分かち合った喜びや苦しみを思い出し、つい涙が出てしまいました。

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Interview

10年前に実母を亡くしたかずなさん(左)。かずなさんの父は、3年前に玲子さん(右)と再婚し、かずなさんと玲子さんは義理の親子になりました。再婚当初、かずなさんは素直に受け入れられず、玲子さんとは、正面から向き合ったことがありませんでした。

娘・かずなさん

娘・かずなさん

初めてお母さんの手を握りましたが、あったかくて、柔らかくて、お母さんの手だなって思いました。
初めての経験でどうなるのか分からず、不安でしたが、正面から向き合うことができて、本当に良かったです。

義母・玲子さん

義母・玲子さん

こんな小さい手で色々なことを乗り越えて、頑張ってきたと思ったら、本当に包んであげたくなりました。
手を握り合うことによって、かずなの気持ちが伝わってきました。かずなにはありがとうの気持ちで胸がいっぱいです。

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Interview

45年もの間、プライベートも仕事も常に一緒に過ごしてきた健三さん(左)と妙子さん(右)の夫婦。
結婚してから18年間、夫婦で飲食店を経営し、同じ職場で過ごしてきました。
今でも夫婦共に、調理人として同じ職場で働いています。

夫・健三さん

夫・健三さん

自然と感謝の気持ちが込み上がってきて、今まで伝えられなかった感謝の気持ちを伝えることができました。

妻・妙子さん

妻・妙子さん

夫と支えてくれた人への感謝の気持ちが込み上げて来ました。私と夫の考えていることは“一緒”なんだと気づきました。

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Interview

付き合ってから10年が経つ、彩子さん(左)と裕太さん(右)。
普段から言葉では伝えきれない気持ちを、スキンシップを通じて伝えることができると、お互いに考えています。

彼女・彩子さん

彼女・彩子さん

相手のことを感じようと思うと、ちょっとドキドキしましたが、相手がどう思っているのかがすごく伝わってきました。

彼氏・裕太さん

彼氏・裕太さん

お互いに伝えよう、感じようと意識することで、より気持ちが通じていると実感しました。

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experiment

日本人の3人に1人が、大切な人と会話する時間1日平均”3分間”しかない実情で、
その限られた時間、大切な人とのコミュニケーションの在り方をどう考えるべきか、
「ぬくもり」を通じたコミュニケーションの可能性に迫りました。

調査結果トピックス①
大切な人と接する時間が減っていると
感じる日本人は、半数以上

全国の20代から50代の男女400人に、大切な人と直接会話する機会が減っていると感じますかと聞いたところ、52.1%が「大切な人と直接会話する機会が減っていると感じている」と回答しました。
これにより、日本人の半数以上が、大切な人と直接会話する機会が減っているという自覚を持っていることが明らかになりました。

調査結果トピックス②
日本人の3人に1人が、
大切な人と会話する時間 1日平均”3分間”

自分にとって「大切な人がいる」と回答した302人に、1週間で大切な人と直接会って会話をする時間を聞いたところ、「ほとんどない」が8.3%、「10分以下」が9.9%、「30分以下」が8.3%、「60分以下」が9.3%となり、60分以下と回答した人の合計が35.8%となりました。
また、大切な人との1日の平均会話時間を算出したところ、60分以下と回答した35.8%の人は、1日平均3分間ということが明らかになりました。

調査結果トピックス③
日本人の約70%がスキンシップの重要性を感じつつも、同じぐらいの人が苦手意識を持っている

全国の20代から50代の男女400人に、スキンシップをとることについてどう思うのかを聞いたところ、「大切である」と回答した人が65.8%となり、多くの人がコミュニケーションにおいてスキンシップの重要性を感じていることが分かりました。その一方で、スキンシップをとることに対する苦手意識の問いでは、66%の人が「苦手意識がある」と回答し、スキンシップをとることは重要だが、多くの人が苦手意識を持っていることが明らかになりました。

〈アンケート調査概要〉

調査名:人とのコミュニケーションに関する調査
調査方法:インターネット調査
実施期間:2017年3月
調査対象:全国の20代から50代の有職者男女400人(20代男女 各50人ずつ / 30代男女 各50人ずつ / 40代男女 各50人ずつ / 50代男女 各50人ずつ)

opinion comment

スキンシップによって分泌されるオキシトシンは、絆と幸福感をもたらす

人間は、他の動物に比べ、大脳皮質が格段に発達したことから、言葉を使ってコミュニケーションする能力を備えています。一方、人間にはスキンシップを通じて、心のコミュニケーションをする能力も備わっています。これは、心地よい触覚刺激が、大脳皮質よりも大脳辺縁系・島皮質を介して、無意識のうちに、癒しやストレス解消を体験させる神経回路のことです。最近の脳研究によって、愛情ホルモンとも呼ばれ「オキシトシン」という脳内物質が関わっていることが判明しました。心地よいスキンシップによって年齢・性別に関係なく脳内に分泌され、無意識的に絆や幸福感をもたらす物質として注目されています。

言語がつながりやすい社会だからこそ、非言語のコミュニケーションが重要である

スマートフォンやパソコンが普及した結果、私たちはいつでもどこでも誰とでも、簡単に言語コミュニケーションが取れるようになりました。仕事だけででなく、プライベートも含めて私たちの生活をより便利に、そして豊かにしました。
その一方で、スマートフォンやパソコンを使い続けることで、言語機能をもつ大脳が1日中酷使され続けられます。その結果、脳が慢性的にストレスを感じやすくなり、現代社会の深刻な問題になっています。
この脳ストレスを解消し、心を癒すために、オキシトシンを積極的に分泌させ、脳のストレスを解消する効果がある非言語のスキンシップ行動が勧められます。スキンシップ行動は、IT機器の技術発達では解決し得ない、人間が持つ本来の力であると言えます。

オキシトシンは言葉以上に、相手の心を動かす力と癒す力を兼ね備えている

本動画での実験の効果は、オキシトシンの効果といえるでしょう。オキシトシンは「愛情ホルモン」と呼ばれるように、絆の心地よさや共感を育む働きがあります。また、スキンシップによるオキシトシンの分泌は、2人が同調するかたちで発生することも分かっています。そのため、言葉以上に相手の心を動かす力と癒す力を備えているのです。

専門家プロフィール

有田秀穂(ありたひでほ)/東邦大学名誉教授、セロトニンDojo代表

東京大学医学部卒業後、東海大学病院で臨床に、筑波大学基礎医学系で脳研究に従事、その間に米国留学。1996年より東邦大学医学部統合生理学教授。「セロトニン研究」の第一人者として各界から注目を集める。2013年に東邦大学名誉教授となり、セロトニンDojoを開設、メンタルヘルスケア(心のリハビリ)の指導とトレーナー養成を行っている。

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