健康食品の素材

「健康食品」は、医薬品とはどう違うのでしょうか? どう利用すればいいのでしょうか?
「健康食品」との正しいつきあい方を知って、健康維持に役立てましょう!

※このサイトの情報は、毎日の生活のご参考となるものです。ご自身の健康状態については、医師にご相談ください。

「健康食品」の素材~ビタミン、ミネラル

ビタミンやミネラルは、体内で作り出すことができないため、食事などから補給する必要があります。
健康のベースとなるビタミンやミネラルについて、主なはたらきを見てみましょう。

<主なビタミンとはたらき>

ビタミンA 夜間視力の維持を助ける。皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
ビタミンB1 炭水化物からのエネルギー産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
ビタミンB2 脂質代謝を助けるほか、皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
ビタミンB6 たんぱく質からのエネルギーの産生と、皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
ビタミンB12 赤血球の形成を助ける。神経の健康維持を助ける。
葉酸 赤血球の形成を助ける。胎児の正常な発育に寄与する。
ナイアシン 皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
パントテン酸 皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
ビオチン 皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
ビタミンC 皮膚や粘膜の健康維持を助けるとともに、抗酸化作用をもつ。
ビタミンD 腸管のカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助ける。
ビタミンE 抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける。血行を助ける。

<主なミネラルとはたらき>

カルシウム 人体に最も多く含まれるミネラルであり、骨や歯を形成する。
マグネシウム 骨や歯の形成に必要。多くの体内酵素の正常なはたらきとエネルギー産生を助けるとともに、血液循環を正常に保つのに必要。
赤血球の形成に必要。
赤血球の形成を助ける。体内酵素の正常なはたらきと骨の形成を助ける。
亜鉛 味覚を正常に保つのに必要。皮膚や粘膜の健康維持を助ける。
たんぱく質・核酸の代謝に関与して、健康の維持に役立つ。

過剰摂取には十分注意しましょう。

不足しているものを健康食品で補っても良いですし、一般に「マルチビタミン」や「マルチミネラル」と呼ばれる、これらの栄養素をまとめて摂れるタイプの健康食品を利用して、まとめて補っても良いでしょう。

「健康食品」の素材~プラスα

ふだん服用している薬のある人は、医師に相談してから利用する。のイメージ図

病院で治療中の場合などは、
利用する前に医師に相談しましょう

ここでは、プラスαの素材のうち、シニア世代に人気のものをいくつかご紹介します。
いずれも、ふだん服用している薬のある人は、医師に相談してから利用するようにしましょう。また、血糖値や血圧、血中脂質の値が高い人も、注意して利用するようにしてください。

<グルコサミン>
軟骨の構成成分の一つ。体内では、関節軟骨などに含まれるグルコサミンは加齢によって減少する傾向があるので、補給すると良いとされています。
カニやエビなどから抽出した素材を使用しているものが主流なので、アレルギーの方は注意して利用してください。
<5-ロキシン>
インド乳香樹から抽出したエキス。インドや中国において、古くから使われてきました。毎日元気に歩きたい人におすすめです。
<コエンザイムQ10>
体内に存在する補酵素の一つで、体内でのエネルギー産生にかかわるほか、抗酸化作用もあるといわれています。
<イチョウ葉>
イチョウの葉から抽出されるエキスは、フラボノイド類(ポリフェノールの一種)を豊富に含み、血行に良いとされています。また、認知能力や集中力といった脳の健康にかかわる研究も進められています。
ただし、イチョウ葉にはもともとアレルギーを引き起こしやすい成分「ギンコール酸」が含まれているので、きちんと除去されているものを選ぶようにしてください。また、ワーファリンを服用している人は使用しないようにしましょう。
<レスベラトロール>
赤ワインや、赤ブドウの皮に含まれるポリフェノールの一種。近年、老化にかかわる遺伝子にはたらきかけるとして話題になりました。