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健康お悩み相談所

年齢を重ねると誰でも出てくる健康のお悩み。
今さら聞けない、聞きにくいお悩みについて解説するとともに、
中医学(中国の伝統的な医学)からの見立てや対処法をご紹介します。

※このサイトの情報は、毎日の生活のご参考となるものです。ご自身の健康状態については、医師にご相談ください。

むくみ

西洋医学から見たむくみ

西洋医学では、むくみは細胞外液が増え過ぎたものと考えます。細胞外液とは、細胞と細胞の間にある水分と、血液に含まれる水分のことで、合わせて体重の約20%を占めています。
細胞外液は、浸透圧によって細胞内液(細胞内の水分)とのバランスを保っていますが、このバランスが乱れるとむくみが起こります。

むくみが起こる原因は、薬の影響、病気の影響などさまざまですが、一晩寝れば治るようなむくみは心配ありません
足のむくみが気になる場合は、着圧ソックスを履いたり、マッサージをすると良いでしょう。適度な運動もおすすめです。

一晩寝ても治らないようなむくみが何週間も続いたり、体の不調をともなったりする場合には、医療機関を受診しましょう。

細胞間の水分のイメージ図

細胞と細胞の間には水分があり、
浸透圧によって細胞内の水分とのバランスを保っています

中医学から見たむくみ

中医学では、むくみは体をうるおわせる「津液(しんえき)」が滞ったものと考えます。
津液の代謝がうまくいかず、体内に停滞すると、「痰飲(たんいん)」となります。痰飲は体のどこにでも停滞しますが、とくに肌に停滞したものを「溢飲(いついん)」といい、皮膚の水腫などの症状を引き起こします。

津液の代謝は、「」「」「」によって行われます。「脾」が津液を生成して「肺」に渡し、「肺」が津液を全身に運び、「腎」がいらなくなった津液を排泄します。
このはたらきがうまくいかなくなると、停滞が起こるのです。

薬局・薬店やドラッグストアで買える漢方処方で、むくみに対応するものは五苓散、防已黄耆湯などです。

津液の流れのイメージ図