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健康お悩み相談所

年齢を重ねると誰でも出てくる健康のお悩み。
今さら聞けない、聞きにくいお悩みについて解説するとともに、
中医学(中国の伝統的な医学)からの見立てや対処法をご紹介します。

※このサイトの情報は、毎日の生活のご参考となるものです。ご自身の健康状態については、医師にご相談ください。

つまづき

西洋医学から見たつまずき

年を重ねると、若いときに比べてつまずきやすくなります。
西洋医学では、足腰の筋力低下がその原因と考えます。
とくに、ふくらはぎにある「ヒラメ筋」などの力が低下すると、歩くときに地面を蹴る力が減少するほか、つま先が上がりにくくなって、つまずきやすくなるのです。

歩くときには、なるべく足の小指側に体重を乗せないようにして、かかとから親指のつけ根(母趾)に力が抜けるように歩きましょう。
最近では、歩きやすいようにテーピング効果のあるサポーターや靴下などもありますので、利用しても良いでしょう。

ヒラメ筋のイメージ図

ヒラメ筋など、足の筋力が低下すると
つま先が上がりにくくなります

中医学から見たつまずき

中医学では、「脾は肌肉四肢をつかさどる」といい、手足がやせるのは五臓のうちの「脾」のはたらきが十分でないためであると考えます。
「脾」は、口から入った「水穀」(飲食物)を消化して、栄養素や水分を全身に運ぶ機能全般を指します。こうした機能がきちんとはたらかず、全身が栄養されないと四肢が弱ることになります。
四肢が弱ると、つまずきやすくなります。

また、足腰の衰えは、「腎」の気によっても説明できます。「腎」の気には、体を温めたり、機能させたりするエネルギーの大元を指す「腎陽」と、体をうるおわせ、栄養する「腎陰」の2つに分けられます。「腎陰」に比べて「腎陽」が不足している「腎陽虚」の状態では、足腰がだるかったり、下半身に力がなくなったりします。

脾は肌肉四肢をつかさどるのイメージ図

「脾」のはたらきが衰えると、
四肢が弱ります