• HOME
  • 健康お悩み相談所(睡眠)

健康お悩み相談所

年齢を重ねると誰でも出てくる健康のお悩み。
今さら聞けない、聞きにくいお悩みについて解説するとともに、
中医学(中国の伝統的な医学)からの見立てや対処法をご紹介します。

※このサイトの情報は、毎日の生活のご参考となるものです。ご自身の健康状態については、医師にご相談ください。

睡眠

西洋医学から見た睡眠

西洋医学では、睡眠は自律神経の影響を大きく受けるとしています。自律神経は交感神経と副交感神経の2種類から成り立っていて、そのバランスによって体の機能を調節しています。
体内では、交感神経が優位になると覚醒、副交感神経が優位になると睡眠、という切り替えが自然に行われていますが、このバランスが乱れると睡眠にも影響が出ます。

緊張やストレス、体の不調などによって、一時的に寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなったりするのは誰にでもあることです。
たいていは、ストレスや不調の原因がなくなれば自然に治るものですが、どうしてもつらい場合は、市販の睡眠改善薬で対処することもできます。

1カ月以上持続するような睡眠時の障害については、専門医による診断と対応が必要です。
専門医による治療が必要な睡眠時の障害には、「不眠症」のほか、「過眠症」や「ナルコレプシー」といった種類があり、いろいろな検査をしたうえで診断されます。また、睡眠時の大きないびきを特徴とする「睡眠時無呼吸症候群」なども注目されています。

覚醒と睡眠のイメージ図

中医学から見た睡眠

中医学では、「心は神を蔵す」と言います。「(しん)」は人の精神活動のこと、「」とは心臓からの循環機能や、中枢神経系の機能のことを指しています。
「心」の機能が低下すると「神」もうまくはたらかなくなり、不眠やイライラ、忘れっぽくなるといった症状をまねくと考えられています。

薬局・薬店、ドラッグストアで買える漢方処方で、寝つきが悪い、イライラするといった症状に対応するものには、柴胡加竜骨牡蛎湯があります。
眠りが浅い、疲れやすいといった症状に対応するものには、加味帰脾湯があります。

人の精神活動、神のイメージ図

「心は神を蔵す」といい、
「神」は精神活動のことを指します