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健康お悩み相談所

年齢を重ねると誰でも出てくる健康のお悩み。
今さら聞けない、聞きにくいお悩みについて解説するとともに、
中医学(中国の伝統的な医学)からの見立てや対処法をご紹介します。

※このサイトの情報は、毎日の生活のご参考となるものです。ご自身の健康状態については、医師にご相談ください。

しびれ

西洋医学から見たしびれ

西洋医学では、軽いしびれは「血行不良」や「神経の傷」が主な原因としています。

血行不良によるしびれは、正座をしたときのしびれと同じような仕組みで、血行が滞って酸素などの栄養素が不足したり、神経が圧迫されたりすることによって起こります。ほとんどは一時的なもので、温めるなどして血行を促進するのが効果的です。

神経の傷によるしびれは、なかなか治らないものです。神経はさやのようなもので包まれた組織ですが、ケガをしたり、骨や筋肉に圧迫され続けたりすると、このさやが傷つくことがあります。すると、神経繊維に異常な刺激が伝わりやすくなり、しびれとなるのです。
こうした、神経の傷が原因となるしびれには、ビタミンB12が効果的です。ビタミンB12は、このさやの部分を修復するはたらきをもっています。

傷ついた神経のイメージ図

神経を包む「さや」が傷つくと、
神経繊維に刺激が強く伝わりしびれとなります

中医学から見たしびれ

中医学では、しびれは、「(けつ)」が不足する「血虚」が主な原因と考えます。
「血」とは、血液だけではなく、全身をめぐる栄養物質のことです。「血」は全身を栄養するはたらきをもち、正常にめぐることで健康を保っています。「血虚」の状態では、全身に栄養物質がうまく行きわたらないので、しびれなどの不調が出てきてしまいます。

また、「」の気が不足する「腎虚」も、下肢のだるさやしびれをまねきます。

「しびれ」の効能をもつ、主な漢方処方には八味地黄丸、牛車腎気丸などがあります。

指先がしびれている人のイメージ図

全身に栄養物質がうまく行きわたらないと、
「しびれ」が出ることがあります