• HOME
  • 健康お悩み相談所(ひざ痛)

健康お悩み相談所

年齢を重ねると誰でも出てくる健康のお悩み。
今さら聞けない、聞きにくいお悩みについて解説するとともに、
中医学(中国の伝統的な医学)からの見立てや対処法をご紹介します。

※このサイトの情報は、毎日の生活のご参考となるものです。ご自身の健康状態については、医師にご相談ください。

ひざ痛

西洋医学から見たひざ痛

中高年に多いひざ痛の原因の一つとして、西洋医学では、ひざの関節、とくに軟骨の衰えをあげます。
骨と骨のつなぎ目にある軟骨は、クッションの役割をして関節の動きをスムーズにしています。ところが、長年酷使された軟骨は、硬くなったりすり減ったりして、クッションの役割を果たしにくくなってしまうことがあります。
こうして起きやすい症状が変形性膝関節症で、ひざの痛みのほか、ひざに水がたまったり、ひどくなるとひざが変形して伸びなくなったりします。
軽度であれば、シップを貼ったり、痛み止めの内服薬を飲むことで痛みを一時的に緩和することができます。
また、軟骨の構成成分であるコンドロイチン硫酸という成分を内服する方法もあります。

関節の周囲を支える筋肉が弱ると、関節への負担も大きくなります。
筋肉を保つため、痛みを感じない程度にひざの運動をしましょう。無理をせず、毎日続けて行うことが大切です。

ひざ関節のイメージ図

ひざのクッションの役割を果たす
軟骨が弱ると、ひざの痛みを引き起こします

中医学から見たひざ痛

中医学では、痛みやしびれといった症状は、「風邪(ふうじゃ)」「寒邪(かんじゃ)」「暑邪(しょじゃ)」「湿邪(しつじゃ)」「燥邪(そうじゃ)」「火邪(かじゃ)」の6つの外感病邪(がいかんびょうじゃ)のどれかが体に入り込んだものとしています。

クーラーにあたったり、急に寒くなったりと冷えるとひざが痛む場合は、「寒邪」が原因と考えます。桂枝加苓朮附湯は、こうした症状におすすめの漢方処方です。
また、お風呂に入る、温感シップを使うといった対処をしましょう。

天気の悪くなりそうなときに、ひざの重だるさやしびれがあるような場合は、「風邪」が主な原因と考えます。疎経活血湯は、こうした症状におすすめです。
また、手足のマッサージやストレッチといった軽い運動で、全身の血行を良くしましょう。

外感病邪(六淫)のイメージ図

体の外から入り込んで
病気を発生させる要因を外感病邪、
または六淫といいます