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健康お悩み相談所

年齢を重ねると誰でも出てくる健康のお悩み。
今さら聞けない、聞きにくいお悩みについて解説するとともに、
中医学(中国の伝統的な医学)からの見立てや対処法をご紹介します。

※このサイトの情報は、毎日の生活のご参考となるものです。ご自身の健康状態については、医師にご相談ください。

頭痛

西洋医学から見た頭痛

西洋医学では、頭痛は大きく一次性頭痛と二次性頭痛に分けられます。

【一次性頭痛】頭痛そのものが病気であるもの、慢性頭痛を指します。

片頭痛
  • 脈拍にあわせてズキンズキンと痛むのが特徴で、1回の発作は1~3日程度。
  • 女性に多く、発作中に体を動かすと余計に痛くなります。
緊張型頭痛
  • 圧迫されるような痛みが長く続くのが特徴。
  • 体を動かしたり、入浴したりすると軽減することが多い。
群発頭痛
  • じっとしていられないような激しい頭痛。
  • 1回の発作時間は短い。
  • 一度頭痛が起こると、ほぼ毎日のように発作が起こるが、起こらない時期もあります。

【二次性頭痛】別の病気のために頭痛が起こるもの。

かぜ、発熱などによるもの 体調が戻れば治まりますので、ゆっくり休みましょう。
頭部外傷によるもの スポーツや事故などで頭を強く打った、などの後の頭痛は、硬膜下血腫・硬膜外血腫、頸椎捻挫、脳挫傷などが考えられるので、極力早めに受診しましょう。
内部疾患によるもの クモ膜下出血が起こると、突然激しい痛みが起こります。
今までに感じたことのない激しい頭痛が急に起こった場合は、一刻も早く病院に行きましょう。
頭が痛い人のイメージ図

病院で治療中の場合などは、
利用する前に医師に相談しましょう

中医学から見た頭痛

中医学では、頭痛そのものを分類するのではなく、原因をいくつかに分けて考えます。
その主なものを見ていきましょう。

【水滞】体内の水分の滞りを原因とします。

  • 「水(すい)」とは、体内の水分のこと。この水分が滞って害となることを「水滞」といいます。

余計な水分で血管や組織がむくんで頭痛が起こることがあり、二日酔いの頭痛はこれが原因とされます。
薬局・ドラッグストア等で買える、これに対応できる処方には、五苓散、苓桂朮甘湯などがあります。

【冷え】寒冷の環境などを原因とします。

  • 寒冷の気候や環境により、冷えを強く感じることで筋脈に影響を与えて起こると考えられています。

薬局・ドラッグストア等で買える、これに対応できる処方には、当帰四逆加呉茱萸生姜湯があります。

【のぼせ】のぼせ、高血圧を原因とします。

  • のぼせは、ストレスなどで「肝」のはたらきがたかぶることによって、自律神経が失調して起こるとされます。これに伴い起こる頭痛があり、高血圧を原因とする頭痛もこれが原因とされます。

薬局・ドラッグストア等で買える、これに対応できる処方には、釣藤散、大柴胡湯、桃核承気湯などがあります。