• HOME
  • 健康お悩み相談所(シミ・そばかす)

健康お悩み相談所

年齢を重ねると誰でも出てくる健康のお悩み。
今さら聞けない、聞きにくいお悩みについて解説するとともに、
中医学(中国の伝統的な医学)からの見立てや対処法をご紹介します。

※このサイトの情報は、毎日の生活のご参考となるものです。ご自身の健康状態については、医師にご相談ください。

シミ・そばかす

西洋医学から見たシミ・そばかす

肌の奥には、メラノサイトという細胞が存在しています。
メラノサイトは、紫外線から肌を守るためにメラニンという色素を作り出します。メラニンは肌の細胞に取り込まれ、肌の細胞が押し上げられて角質となり、はがれていくのといっしょになくなっていきます。
ところが、肌の新陳代謝が乱れ、メラニンを含む細胞がなかなかはがれていかなくなったり、メラノサイトが過剰にメラニンを作るようになってしまうと、色素が目立つようになります。
これが沈着したものが、シミやそばかすと呼ばれています。

メラノサイトは、皮膚が傷ついたり、強くこすられたりすることでもメラニンを過剰に作ります。ケガや虫さされの跡などに起こる色素沈着がこの例です。

メラノサイトのイメージ図

メラノサイトは、肌を守るために
メラニンを作り出します

中医学から見たシミ・そばかす

中医学では、シミやそばかすは「お血(おけつ)」を要因と考えます。
「お血」というのは、体を濡養(なんよう:体をうるおし、栄養すること)する役割をもつ「血」が滞った状態のことです。
「血」が滞ると、全身にうるおいや栄養分がいきわたらず、さまざまな不調の原因になると考えられています。
肌において、「血」が滞るとシミやそばかすになるというわけです。

「お血」は血などの循環が悪くなっている状態なので、体を冷やさないようにしましょう。
冷たい飲み物を避けたり、お風呂にゆっくり浸かったりするのがおすすめです。

薬局・薬店で買える漢方処方のなかでは、桂枝茯苓丸が「お血」に対応するものです。さらに、肌あれに対応するヨクイニンを加えた、桂枝茯苓丸料加ヨク苡仁が、シミやそばかすにはよく使われています。

肌を気にしている女性のイメージ図

「血」の滞りは、
シミやそばかすのもととなります