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暮らしのヒント

第1回 漢方仙人の「健やか道場」

今、漢方が見直されているワケ

「漢方」という呼び名は、江戸時代に「蘭法」(西洋医学)と区別するために生まれたのじゃ。カラダと心をひとつと捉える漢方で、身も心も健康になるのじゃ!

漢方と西洋医学との違いとは?
漢方と西洋医学との違いとは?

漢方は「心と身体はひとつ」と考える治療方法。これを「心身一如(しんしんいちじょ)」と呼んでいます。これが西洋医学の基本の考え方「心と体は別」と大きく異なるポイントです。

ですから、漢方薬は病名(病気)ではなく、心と身体の「状態」(病人)で選ぶのが基本です。つまり、ストレスにさらされて、心の状態から身体の不調を訴える人が多くいる現代に、最適の治療方法なのです。しかし、ストレスから開放されるのはなかなか難しい…そこで、漢方が心と身体を健やかに保つ解決策になるのです。

今、注目される漢方の考え方とは…
今、注目される漢方の考え方とは・・・

漢方というと年配の方が中心という印象がまだまだありますが、そんなことはありません。前述したとおり、「心身一如(しんしんいちじょ)」の考え方から、男女年齢問わず「体が元気になれば、心も元気になる…」という点が注目されている理由の1つです。

漢方の考え方に、「同病異治(どうびょういち)」という言葉があります。意味は「同じ診断でも人により違う薬が処方されること」を示します。西洋の医学においては、診断名と薬はほぼ同様です。たとえば高血圧には降圧剤を、貧血には造血剤が処方されます。しかし、漢方では、カゼでも患者さんの状態、時期などにより処方が変わります。これは病気の状態に応じて診るからです。

教えて仙人
問)食間っていつ?
答)
漢方薬は、吸収のよい食前や食間など空腹時に服用します。食間は食事の2時間後が目安。食事の間ということで、食事中に服用するのはイカンぞ。
これでアナタも漢方人
読めるかな?「防巳黄耆湯」
答えはページの一番下
今月の心得

漢方とは心と身体をひとつに考え、全体で健やかになることを目的としている。病気を治すだけでなく、防ぐことのためにも漢方は最適なのじゃ!

「防巳黄耆湯」の答え:ボウイオウギトウ

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